疲れやすい人は、食事からビタミンB群をとる
炭水化物をなるべくとらないようにする訳は、度々書いているが、血糖値を上げやすいだけではなく、分解されてエネルギーに転換されるのに、大量のビタミンB1が使われるためだ。
ビタミンB1をはじめとする、ビタミンB群が足りなくなると、疲れやすくなったり神経機能が正常に働かなくなったりする。
疲れやすい人は、努めて炭水化物を減らし、ビタミンB群が沢山含まれている食品を多くとると良い。また、体に吸収されやすくする為、ビタミンB群が含まれる食品と共に、タマネギ、ネギ類、ニンニクなどに多く含まれるアリシンと一緒に食べるといい。
肉からもビタミンB群をとる・・・
ビタミンB1が多い豚肉がおすすめ
ビタミンB1を多く含む食品(ごく一部)
野菜
・もやし
・ニンニク
・ほうれん草
・芽キャベツ
・パセリ
・そらまめ
・グリンピース
肉類(全般に含まれる。赤身が多い部分)
・豚肉
・牛
・とり
・レバー
魚介類
・かつお
・ウナギ
穀類
・玄米
・胚芽米
・芋類
・豆類(大豆・枝豆・落花生・小豆など)
・ごま
・アーモンド
ビタミンB群は水溶性ビタミンなので、野菜類は洗ったりするのに水に長時間さらさないように、手早くすることも必要。
肉類の中でも、特に豚肉に多く含まれる。牛肉や鶏肉より部位によっては5~10倍のビタミンB1が含まれる。脂身ではなく、赤身の部分に多い。
ビタミンB群を肉からとろうとするなら、豚肉が多いけれど、肉類も一つの種類だけでなく、色々食べたい。