漂白されている砂糖・・・?
子どもが小さいときは甘い物は余り食べさせなかった。(つもり)
ジュースなどはごくたまに飲ませても野菜ジュースなどで、砂糖が添加されていなかった物だった。
子どもが好きな健康ドリンク、乳酸菌飲料はかなりの甘みがあるため、虫歯になるのが嫌で避けていた。テレビでも宣伝している乳酸菌飲料は、最近知ったが、あの小さいボトルにかなりの量の砂糖が入っている事を知った。お腹にいい乳酸菌も沢山入っているが、あの甘さ、手につくべとべと感は砂糖だった。
子どものお友達のお母さんの中に、砂糖(一般的な上白糖)は料理にもお菓子にも使わない、という方がいた。
その方のお母様が「あの白い砂糖は体によくない、あの白さは漂白しているから、絶対食べたらいけない。具合が悪くなる」と言っていたそうだ。
私は漂白と聞いて、塩素とか酸素系の漂白剤のイメージしか沸かず、砂糖の白さは精製されている訳で何も漂白ではないだろうに・・・と理解できなかった。
私が子どもの時も、母や祖母などに甘い物を食べ過ぎないようよく言われたことを思い出す。ついついあめやチョコレートに手が伸びていると、「甘い物食べるとご飯食べないから、だめ」とも。でも「白い砂糖は体に悪い」とは言われなかった。
我が子が血糖調節異常=低血糖症が分かってから、砂糖についても色々分かってきて、物の本やネット上の情報によると、精製された砂糖、つまり上白糖、グラニュー糖、氷砂糖、粉砂糖など白い砂糖はミネラル分がなく、黒砂糖や糖に比べると栄養価は断然低い、とある。
さらに精製される過程で、精製の純度を上げるため薬剤も使っていて、甘みとカロリーしかない添加物そのものだ、と言い切る情報もある程だ。
砂糖を炭水化物に分類する事自体おかしく、化学薬品、添加物、麻薬である、とするものまで・・・
確かに言われてみれば、黒砂糖や粗糖に比べ味にこくはないし、ミネラルもない。
白い砂糖は、血糖値を上げやすいので低血糖症の人は勿論、沢山取ることはもとより、なるべく取らない方がいい、と今なら言える。
料理番組をよく見るけれど、味にこだわるシェフや料理人の方々が上白糖を使うのにますます違和感を感じてしまっている。
断然、黒砂糖や粗糖の方が美味しいのに・・・と思うのは私だけだろうか。(三温糖の中にはカラメルで色を付けただけで、ミネラル分などはほとんどないので使わない)
砂糖にまつわる事を調べていくうち、もう15,6年前に聞いた「白い砂糖は体によくない」という言葉を思い出した。
あのとき教えてくれたお友達とそのお母様・・・あなた方は正しかったです。