やっぱり来た
昨日の昼過ぎ、配偶者から電話がありました。
「やっぱり保健所から電話あったよ。すごいねぇ」と。
実は我が配偶者、今回の新型インフルエンザ発生直前に日本を発っていて先週末アメリカに二日ほど滞在して帰国したのです。
新型インフルエンザ発生のニュースが日本で流れ始めたときに、世界の動きと日本の動きを私は配偶者に電話をし、詳細はメールで伝えていました。
予想もしていなかった新型インフルエンザの発生と拡大に誰もが驚いたのではないでしょうか?
予防にオリーブ葉エキス、殺菌作用のあるうがい薬、除菌・殺菌効果のあるアルコールなどの手指消毒液そして何より海外では入手が大変困難なマスクを持って行ってもらうべきだったと、私は後悔していました。
マスクは先日も書いたとおり海外ではつける習慣がないため、日本のように薬局で手軽に買えないことを知っていたのに・・・でも、今回はまさかこのタイミングで発生するとは思っていなかったし、タイムリーに?配偶者が海外に行くだなんて・・・
一番恐いのが空港なので、私は搭乗までに工事用の防塵マスクでもいいから手に入れて欲しいといいました。これならマスクより手に入るから。
それでも滞在現地でかなり苦労して医療用のマスクを買ったらしいけれど、追加を買おうと次の日また行ったときには売り切れていたとか。
そんな状態で街中では一人か二人マスクをしている人を見かけたとか。(ーマスクをする習慣のない国で売り切れただなんてすごいと思う)
帰国直前の搭乗の時かかってきた電話で、「機内で書く各問診票を元に帰国後10日間、最寄りの保健所から本人に電話がかかってくる事、記入の時には連絡がつくように携帯の番号も必ず記入した方がいい」と言うのを伝えました。
聞いた配偶者は「えっ、日本はそんな大変な事になっているの? こちらは’どこ吹く風’だよ」と驚いていました。
けれどそのすぐ後、日本でも成田で感染者が出たので本人も仕方ないと思ったようでした。
成田で回収した連絡先が私達の住んでいる地域の最寄りの保健所に回り、配偶者の携帯に連絡があったというわけ。
ニュースで聞いたとおり、『10日間電話をすること、朝晩の体温測定をして欲しいこと、測定を忘れても体調の変化を聞く事、発熱の場合は、すぐに病院などに行かず、保健所に連絡して欲しいこと』だったらしい。
配偶者への感染自体も困るけれど、長い道中の間、配偶者が接触した人々への感染、つまり感染を拡げてしまう事がが怖い・・何事もありませんように。
検疫官や保健所をはじめとする関係各機関の方々は本当に大変だと思う。
過労で体調を崩さない事を願いたいです。