ピロリ菌感染・・・血小板が激減-伯母の場合2-4 血小板減少で困ること

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血小板減少で困ること

血小板の働き・・けがなどの傷から出血した時に血を固め止めてくれる作用があります。

調べていたら分かりやすく興味深いものが見つかったので下記に引用します。

血管が傷つくと、普段は覆われている血管内部のコラーゲン線維が露出します。血小板はこれを感知し、粘着性を発揮して血小板同士がくっつきあいながら傷口に集まりフタをします。さらに血小板はセロトニンというホルモンを放出して血管を収縮させ、傷口を小さくします。この時にフィブリンという粘り気のある線維が絡み付いて、血小板だけでなく赤血球や白血球も巻き込んでかさぶたを形成するのです。このようにして傷口の止血が行われているのです。

~e血液サラサラガイドから一部引用

血液はタンパク質を原料にして作られているけれど、止血作用にもタンパク質が深く関わっていることが分かり、唸ってしまいました。

コラーゲンもしかりセロトニンもしかり・・まさかセロトニンに血管を収縮させる働きがあるとは知らなかった。

セロトニン=脳の神経伝達物質としか知らなかった。(セロトニンの材料になるのがタンパク質でしたよね。タンパク質のトリプトファン→セロトニン→メラトニンが作られる)

血小板の減少で困るのは何らかの出血をしたとき。血が止まらなくなる訳だけれど、一番困るのが脳内出血。

脳のどこの血管が出血しても止まらなかったら大変。

脳は太い血管もあるが細かく細い血管も無数にある。ここで出血したら手立てがない。

伯母が入院する前、足などあちこちに内出血の跡があったように、体の中の細かい血管がいかに破れやすいかが分かるでしょう。

脳内出血だけでなく、内臓のどこかで出血したら、すぐには分からないことが多いのでやっぱり危険なのです。

伯母の担当医師の説明によると、ピロリ菌があった場合、血小板などの輸血は意味がなくできない、ということでした。

血小板の減少となっている原因を改善しなければいつまで経っても血小板は増えてこない・・・・。

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てすとてすと

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