インフルワクチン狂想曲3-4・・・接種してもタンパク質不足の人は・・ 抗体を作るのに大切な栄養素

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抗体を作るのに大切な栄養素

ワクチンを打っても抗体ができるまで約1ヵ月位かかる、と昨日書きました。

それは目安であって、人によってはできない事もあり得るのだといいます。

なぜならその人の健康状態、栄養状態に大きく影響するから。

抗体を作るのに一番必要な栄養素は「タンパク質」

ワクチンが体内に入り抗体を作る時、タンパク質を使って抗体を作る。

ちょっと難しくて私自身聞きかじりの、未消化のまま書くと、『免疫グロブリンというタンパク質がBリンパ球(白血球の一種)により作られる』、のだそうだ。この抗体がIgG抗体。

IgGと聞くと「遅延型アレルギー」の事を思い出します。

このIgG抗体が血中に存在し、インフルエンザウィルスが体内に入ってきたとき戦ってくれる、という仕組み。

そして感染し(昨日も書いたけれど、ワクチンを打っているからといって感染しないわけではない)、粘膜で働く抗体、IgA抗体が働いて、喉、鼻、気道、気管支などの粘膜で戦ってくれて、重症化せずに治る、という仕組みなのだそう。

もっと詳しいシステムがあるのだけれど、勉強不足で正確に書けないのが残念。ご興味のある方は是非ネットで調べて下さい。

免疫グロブリンにしても白血球にしても、マイクロファージなどにしても、その材料はタンパク質。

体内に十分なタンパク質がないとこれらが十分生成されないのです。

十分生成されないとインフルエンザウィルスと戦う抗体もできない、ということ。

成長期で栄養が足りない子どもや食欲や消化能力が落ちてきた高齢者は、タンパク質不足のためなかなか抗体が出来にくいし、ともすれば(あまりないそうだけれど)思わぬ副作用が出ることもあるといいます。

ついでに書くと粘膜で働くIgA抗体を十分作り出すのには、アミノ酸(=タンパク質のもっと小さい分子の状態のこと)の一種である「グルタミン」と「ビタミンA」が必要だそう。

このIgA抗体、清潔すぎる現代人には栄養不足と共になかなかできないそうです。

昔、昔、子どもでよく「青っぱな」を垂らしているのが多かったけれど、あの青っぱなこそが細菌やウィルスと戦ったあとの産物、つまりIgA抗体がそれらと戦った残骸なのだそうで、昔の子どもはそこそこ清潔な環境でたくましく抵抗力を付けていた訳・・・

咳をしたあの黄味を帯びた「たん」も戦った残骸。

鼻水にしろ「たん」にしろ現代人の様な透明でサラサラしたものはしっかりとしたIgA抗体ができていないもの、ともいえるのだとか。

青っぱなこそがIgA抗体が立派に働いた証なのだという・・でも、バッチィ感はぬぐえませんが・・・

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てすとてすと

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