頭痛とヘルペスウィルスの関係
たまたま見ていたテレビで非常に興味深い事を言っていました。
頭痛の原因の１つに「ヘルペスウィルス」が関わっていることもある」というものでした。
この話をその母親に伝えると、お子さんが頭痛と共に精神症状が出て本格的に不登校になる直前、首の所にヘルペスが出て、抗生剤を飲んで治した経緯があったのを母親が思い出したそうで、なにか関係があるのではないか？と思ったそうです。 前回はこちら
増殖するヘルペスウィルス
脳内で悪さをするヘルペスウィルス。帯状疱疹や口唇ヘルペスが出現する理由と同様、体力低下・免疫力低下・疲労・ストレス増大などの原因で増えるといいます。
帯状疱疹など身体に現れる時期が８月くらいが一番多い、という記述も見かけました。
そのお子さんも首にヘルペスが出たのは７月か８月の夏とか。
その後ひどい頭痛が頻繁に起こったそうです。
番組では『頭痛の検査としては珍しい血液検査』を行う、と言っていて、ヘルペスウィルスが体内でどれだけ活性化しているかを測るもので、頭痛持ちのレポーターが実際にやった結果は『血液中に通常の４倍』あったそう。
このように高い値を示すと『これからの季節、群発性頭痛になりやすい』と医師は言っていました。
(頭痛は女性に多い傾向にあるけれど、軽度にしろ重度にしろ貧血が関わっていることが多いけれどこれは一般の病院では指摘されない。)
番組で紹介していた、頭痛を具体的に把握して受診するのに役立つのにHIT-6(ヒットシックス)という問診票があり、
痛みの程度、痛みの頻度、日常生活の支障度などをチェックし、点数化して頭痛を客観的にし治療に役立てるのだとのこと。
(このほかに「頭痛ダイアリー」というものがあり、日々記録できるものだとか)
実際の診断や治療等は『頭痛外来など』への受診を勧めていました。
国内では「頭痛外来」はまだまだ少ないけれど、ひどい頭痛に困っている人はやはり検査をするのが早道かと。
ひどい頭痛が実は脳腫瘍だった、という例もあるしので、頭痛を軽視せず原因を確かめた上で、更に原因が分からない場合は専門医を受診するといいと思う。
HIT-6(ヒットシックス)はネットでもできるので気になる方はやってみて下さい。
URLを載せますので、頭痛が軽い人も、ひどい人もやってみるといいです。
これは一回限りやるのではなく、定期的に(頭痛のある人は特に毎月)やってみるとその傾向や自分の状態を把握するのに役立つし、このシートを持って受診すると診断の助けになるというので是非試して頂きたいです。
HIT-6(ヒットシックス)のURL
HIT-6頭痛インパクトテスト
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