その昔問題になったアニメーション
覚えていますか??もうかれこれ10年以上前になるでしょうか。
子ども達に大人気のアニメーション「ポケットモンスター」を見ていて気分が悪くなったり、引きつけ?てんかんの様な症状が出た事件。
派手な色と光の点滅が原因で日本各地で救急車などで搬送され、世界でも話題になった事件。
目からはいる情報は非常に多いことが知られているけれど、特に映像と共に光りの情報処理は脳にとって非常に負担がかかるらしい。
このポケモンの映像は大量の情報を処理できなかったのが原因の1つだと私は思っています。
特にビタミンB群が欠乏している人はその傾向にあるといっていいでしょう。
ビタミンB群は体の中であらゆる代謝にも使われる大切なビタミンで、砂糖をはじめとする糖質を代謝するのに大量に消費されます。
頭を使う作業、例えば難しい数学を解くとか難問にあたるとかで、体内のビタミンBは消費され尿中に排泄される事が確認されているし、ストレスなどで大量に消費されることが分かっています。
脳の神経伝達をはじめあらゆる神経伝達にも深く関わっている大切なビタミンB群です。
目の神経、つまり視神経も勿論ビタミンB群は必要であり、深く関わっています。
アニメーションを見て具合が悪くなった子ども達はもしかしたらビタミンB群の欠乏があったかも知れない、と栄養療法を知った今なら想像がつきます。
当時私の子ども二人もその日は大好きなポケモンを見ていて、いつもより興奮し、画面に近づかないように置いてあったテーブルの上に乗り出すようにして見ていたのを思い出します。
幸い子ども達は特に変わったこともなく、いつもより興奮していたくらいで治まったのだけれど、あとでニュースを見てぞっとしたのを覚えています。
(私の子ども達がビタミンB群が足りていたか?というとそんなこともなく、症状の出方は人それぞれ違うので一概に過不足の判断はできない、ということです。)
アバターで気分が悪くなる人が多い??
今はやりの3D映像の映画。
昨日私が参加しているSNSの中のある方の日記に「具合悪くなる人多い。低血糖症の人は注意が必要」と書いてありました。
それを読んで真っ先に思い出したのはこのポケモン騒動。
目からの刺激が強いと具合が悪くなるからです。
目から入った情報を脳が処理できないような状態だと思うし、特にビタミンB群が足りないとそれができにくい。
そして日記を書いた方が指摘しているとおり、低血糖症=血糖調節異常(血糖調節障害)の人はその傾向が強い。
何故ならビタミンB群が欠乏しがちな人が多いからで糖質の処理に大量のビタミンB群を使うし、血糖値のコントロールが出来にくい人も同様に消費が激しいから、が理由です。
この映画を観る人は気を付けた方がいいと思う。3Dの迫力ある迫ってくるような立体的な映像は非日常だから特に目に入る刺激は相当なものだからだ。
ビタミンB群の不足・欠乏はあらゆる所に影響が出る。勉強嫌いにもなるし、落ち着かない、神経過敏、音や光に敏感、神経全般に影響、てんかん、ひきつけ、つわり、乗り物酔い、子どもの夜泣き、引きこもり、悪夢・・・まだまだある。ダウン症や自閉症にも有効なビタミンだという。このように多岐に渡ってるビタミンだ。
糖質を減らし、ビタミンB群を大量に消費しない生活、ビタミンB群を豊富に含む食材を食べるなどの努力をしたいですね。