足りてますか栄養素・・・体は栄養素で動いている

いろいろな食材からいろいろな栄養を摂りたい

体は栄養素で動いている

このブログでもたびたび書いているけれど、人間の体ほど精巧に緻密に出来ているものはなくて、巨大化学(科学)工場で実にみごとな働きをしています。

知れば知るほど(と、言っても私はまだまだごくわずかしか知っていないけれど・・)なんの無駄もなく効率よく動いている・・

体の中でよりよく動くには「栄養素」が関わっているのはご存じの通り。

私たちの体はタンパク質を筆頭に、ビタミン、ミネラルなどが互いにやりとりしながら働いています。

この中の1つや2つ欠けても、すぐには不具合が出ないようにバックアップも完備していて、何とかやり繰りをして帳尻を合わせている、すばらしい仕組みも備えています。

体を構成し、働いている元が口から摂る食物全般になります。

体を構成している全栄養素は、毎日食事として食べている中から利用されています。

体の中で造り出す栄養素もあることはあるけれど、この頃の研究でそれでも口から日々摂らないと足りなくなり、体の運営に支障をきたすようだ、ということがわかってきました。

食事は体を構成し、よりよく運営するために日々消費される栄養素を補っていくことで必要不可欠なもの。

日々補っていく栄養素が足りなくなってくると、最初は何とかやり繰りするけれど、だんだんそれも効かなくなって、栄養素は枯渇し、体や心に不具合が出始める・・・これが「病気」となっていくもの・・

分子整合栄養医学というのはこの考え方に基づくもので体に必要な栄養素を分子レベルでとらえているものです。

体を構成し働かせている栄養素が何らかの原因、(筆頭は必要量を食べないという理由もふくまれるのだけれど)でうまく働かなくなった状態をいいます。

つまり病気になる理由の1つとして、体に必要な栄養素が何らかの理由で足りなくなったてめ起きている、と考える訳です。

それを探るのが約60項目の細かい血液検査をすることである程度分かります。

どの栄養素がどれだけ足りないとこういう体の状態になるのかが、生化学や生理学に基づいた考え方、分子レベルで体の状態を分析したものとなります。

分子栄養学(分子整合栄養医学)の考え方とアプローチで病態を改善していこう、というアプローチなのですが、一般の栄養学とは考え方の方向が違うので栄養学を知っている人、あるいは学んだ人にとっては面食らうことが多いといいます。

体と心の健康と円滑な働きをして体を構成するのには今までいわれていた栄養素の量を人によって遥かに多く必要な場合もあるのです。

足りないもの、失ってしまったものを取りもどすにはそれだけ多く必要とします。

あなたの体を健康に保つ必要な栄養素は足りていますか。