ガン治療の最前線
ガンの治療には、外科手術、抗ガン剤などによる化学治療、
放射線治療など。これらを組み合わせた治療などが効果を上げています。
そのほか最近、日本のごく一部の医療機関で行われるようになった最先端の治療、(保険が利かないとも聞きます)重粒子線治療や陽子線治療があります。
これらの治療法は、ガンの種類、ガンのすすみ具合(ステージ)、患者本人の状態諸々を考慮して、一番効果がある方法で治療していくもの。
しかしこれらの療法それぞれに得意不得意があるし、効果も副作用の度合いも患者さんの状態によってもかなり違います。
高濃度のビタミンC点滴が効く(高濃度ビタミンC点滴療法 )
ビタミンCの大量点滴によるガン治療が注目を集めています。(メガビタミン療法ともいいます)まだまだ医療機関にもガン専門の医師にもあまり知られていません。すでにアメリカを始めとする欧米では、随分前から導入されているところが多く、効果を上げているとのこと。
日本でも栄養療法を推進するNPO団体が、他のガン治療と合わせたビタミンC療法をすでに随分前から行っており(残念ながら、私ははっきりとした開始時期は把握していません)ガン発症から20年以上も生存されていらっしゃる方が何名もいる、といいます。
また栄養療法を以前から行ってきた医療機関もあり、効果を上げています。
昨年11月に『ビタミンCがガン細胞を殺す』という本を出版された、杏林大学保険部教授 柳澤厚生氏により、注目を浴びています。
高濃度の大量のビタミンCの点滴をすることで、ガン細胞が小さくなったり、死滅して消えるという信じられない効果を上げているそう。
しかも従来のガン治療には絶対付きものだった、副作用が全くないと言うから、驚きで、患者への負担も軽減されるのはいいことですね。
ビタミンCは医薬品ではありませんが、副作用がある抗ガン剤ではないなら、試してみる価値は大きいと思います。しかもガンの予防やアレルギーの治療、はてはアンチエイジングにも効果があるというおまけ?付きです。
ただ現在の日本の医療では、保険が利かないのが難点。
保険が利いて、場合によっては激しい副作用を伴うガン治療をしていくのがいいのか?はたまた保険は利かないけれど、副作用が全くない、場合によっては殆どガンが消える高濃度ビタミンC点滴療法がいいか・・・患者さんの選択肢は多くあった方がいいですね。
ガン治療もさらに選択肢が拡がったのは嬉しい。