葉酸が発見されたのはほうれん草からだった

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ほうれんそうのごま和え

先日の葉酸の話から、身近でこれからが旬を迎えるほうれん草の話題を・・・

ほうれん草はその昔17世紀中国から東洋種が1861年にフランスから西洋種がもたらされたらしい。

ほうれん草はこれからの時期、特に霜に当たると栄養分も甘みもまして、美味しくなる。寒い日の朝、霜に当たって氷っていて、気温が上がると共に、しなっとなり半分ゆでたような色になり、もうだめか? と思うような様子になるけれど、午前中には元通りのしゃっきりしたほうれん草になるから驚いてしまう。(冬場の菜っぱ類はこういうのが多い)

こうなってくると美味しくて栄養価も断然高い。

季節はずれに高いほうれん草を買うのはいかに栄養が少ないかと言うのが納得出来る。(これはすべての食材に言えます。旬が一番安くて美味しい)

葉酸が発見されたのは1941年、アメリカのロジャー・J・ウィリアムス博士と他の研究員によって、発見命名された。(パントテン酸の発見者もウィリアムス博士らとして有名だという)

『鉄』といえばほうれん草と信じていた・・・

貧血には鉄分摂取が欠かせない。
栄養療法を知るまで、鉄分補給にはほうれん草がいいと信じていた。他にはプルーン・・・ひじき・・・テレビでもよく言っているし、雑誌などでもよく見る。

かつての私は鉄分の補給といっては、ほうれん草をせっせと食べていた。しかしこの鉄分、植物性のものが多く、吸収率がきわめて低い・・・

誤解のないように書くけれど、吸収が悪い、といっても動物性のヘム鉄に比べて悪いのであって、ほうれん草その他、食べなくていいということではない。

鉄分の他にも大切な栄養素は葉酸をはじめ沢山あるので、動物性の物からばかりでなく、他のビタミン類の補給にも大切なので、是非食べて欲しい食材。

植物からの鉄分でいえば、小松菜も鉄が豊富。

ほうれん草に限らず食べて欲しい。小松菜はカルシウムも意外に豊富。

けれど動物性のたんぱく質からのヘム鉄が吸収も良く効率がいい。ほうれん草も肉類・魚類もたっぷり食べたい。

昨日は美味しそうなほうれん草を久しぶりに買い、黒ごまをよく擦ってごま和えにして頂いた。美味・・・!!

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