うつは心の風邪ではない!!脳の栄養不足!!2-

栄養所要量を食べていても健康にはなれない

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

何度でも書くけれど、食べているつもりが栄養不足に繋がっていることも。

メタボ防止キャンペーン?のお陰かどうか分からないけれど、ネット上でも食べた食事の内容を、カロリー、タンパク質、ビタミン類などの栄養の面から総合的にどのくらいの水準なのかを診断してくれるサイトが増えました。

自分が食べた食事を朝・昼・晩と間食などを記入したり、すでにあるメニューカテゴリーの中からクリックして選び診断するという方法。

私もあるサイトでしばらくやってみました。

自分の食事の傾向や足りない物も分かって、今後の食事の改善のための参考にはなりました。

評価も共に出るので一喜一憂していたけれど、結局私が知りたい部分の評価が反映されないプログラムだったため途中で止めてしまいました。

しかしどのサイトも基準にしているのは、厚生労働省が制定した「栄養所要量(食事摂取基準・今はこういうらしい)」だ。それをもとにプログラムを作っているから、ちょっと食べすぎると軒並みオーバーになってしまうのですよね。

以前にも書いたけれど、国が定めた基準はあくまで「最低ライン」

定めている数値以下になると『欠乏症になりますよ』、『病気になりますよ』というラインなのです。

決して『健康でいられますよ』とか『病気を予防しますよ』というラインではないという事。

だからこの基準を守っているから大丈夫、というのではないのでご注意ください。

現代は飽食の時代で誰もが栄養失調に縁がないと信じ込んでいますよね。
私がそうだったように・・

栄養失調になったのは戦争中や戦後の混乱期、大昔で言えば飢饉があった時と認識しているからで、24時間いつでもどこでも食べようと思えば高カロリーのお腹を一杯にする食事を大概の人はする事ができます。

だから勘違いしているんですよね。

私と私の家族がそうであったように『栄養失調・栄養欠損は関係ない事』と、思ってしまうわけ。

けれど栄養失調・栄養欠損は実在します。

うっかりしているとカロリーばかりを摂ることになるから、カロリーの高そうな肉類を避けたり、野菜をたくさん食べるようにしていたりしているうちに食べなくてもすんでしまう体になってしまったり・・・

栄養不足は脳にも影響する

脳は主にタンパク質と脂質で出来ている。脳は大切な臓器だから栄養が足りないと、心身共に影響が出るのは何となく想像がつくでしょうか?

もちろんよりよくスムースに働くためには、ビタミンもミネラルも必要だけれど、これらすべては体の中から湧いて来るわけではなく、すべて口から摂った食べ物が深く関わっています。

人間の体は思っているより意外にタフで、本来生きようとする力があるから、多少のことでは不具合は出にくい。

だから1食食事を抜こうが2食抜こうが、極端な話2,3日食べなくてもとりあえずは生きながらえるように出来ている。
だけど、だからといってそれをいいことにいい加減な食事を度々にしろ、たまににしろ、しょっちゅうにしろ続けていたら、じわりじわりと心身に不調が出る。気がつかないうちに・・・・

あれ、変だな?と思ったときはかなりの自覚症状があるわけです。

けれどこれが日々の食事を怠ったために出てきているというのはなかなか認識しにくいのです。

特に脳は体のあらゆる働きに関与して重要なのは誰もが知っているところだけれど、栄養欠損でダメージを受けやすい実にデリケートな臓器だというのも認識して欲しい。

脳に必要で大切で欠くことの出来ない栄養を意識してしっかり食べる事が大切。

一日の食事を思い出して欲しい。何をどれだけ食べたか?

タンパク質に関してだけ書いてみると・・・(野菜とかご飯とかは除いてね)

    • 朝・牛乳を飲んだから足りている
    • 昼・卵を食べたから足りている
    • 夜・魚の切り身を一切れ食べたから足りている

と思っていませんか??

『えっ、これで足りてるでしょ?』

『あれ、こんなに食べてない・・』

全く足りていません。

朝・昼・夜に食べたこの3品を一食の内に全部入っていたとしても、タンパク質は私は足りないと感じています。

(もっと具体的に書ければいいのだけれど、なかなか上手く書けないのがもどかしい。)

上記に上げた量を食べていても全く足りていないので、これにも満たない人は要注意。

今は何ともなくてもそのうちに具合が悪くなる可能性大。(脅迫しているようで心苦しいが事実なんですよ)

今日からでも明日からでも、少しでも、一品でも増やして食べる努力をして欲しい。

脳は意外に栄養を必要とします。

うつは心の風邪ではない!!脳の栄養不足!!1-こちら

表示テストです

てすとてすと

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする