どっちが本当?
配偶者はその昔、今は亡き母親に(つまり私にとっては姑)「肉ばっかり食べているとガンになるってテレビで言っていた。」といわれ、今までかたくなに信じていたらしい。(いや、私もそうでしたが・・)
しかもガンになるだけではくて「体に悪い、寿命が短くなる」ともいわれたらしい。
もちろん、肉に限らず「ばっかり食べ」が体にいいわけではないのは、皆さん納得するところ。
結婚した当時の私の料理は、今ほどではないが割に肉食が多かったのです。
魚は高価だったことや料理の腕がそれなりだったので、今ほど食べていませんでした。
ある日の晩ごはんの献立に、例えばハンバーグに肉の入った具だくさんのスープ、肉が入っている煮物・・と、当時配偶者に「何にでも肉を入れる」など不評でした。
ある日、もともと肌が弱め(この時点で栄養上問題有りだったのけれど)の配偶者に皮膚のトラブルがでたのです。そうしたら肌の不調を何と「肉が多い食事だからだ」と言ってきました。
「肉や魚は年を取るに従って減らすべきだって聞いたことない?」という・・
う~ん。そうかも知れぬ・・・。
それから少しずつ肉を減らし、子どもが産まれてもほとんど菜食に近い食事をしていました。
姑がいっていた「肉ばっかり食べていると・・・」というのは、そういわれた頃から推測してどうも「マクガバンレポート」がアメリカで発表された頃だったようです。
当時のアメリカ人の食生活は肉食が多いだけでなく、砂糖や油も半端でない量を摂っていたから比較にならないんですけれど。
半端でない量を摂っていたアメリカの場合と当時の(今から40年くらい前)日本の食事を比べて、日本人の肉の摂取量を減らすというのはあまりに無謀・・
日本人は当時タンパク質が過剰だったということもないし・・
たぶんニュースや新聞などのメディアでアメリカの情報をそのまま伝えたのでしょう。
我が家の菜食生活が子どもの成長を鈍くし、精神的にも不安定にさせてしまい私も体に不調が出だし・・・。
まあ、肉を減らしただけがこのような結果になったのではないのですが・・・。
そしてこの肉を減らして野菜中心、野菜たっぷりの食事が良くなかったと分かったのはつい3年前。
今では配偶者の方が、私に対してだけれど(自分は足りていると思っているらしい)「タンパク質足りない人はもっと食べて」とか「おかずそれぞれに肉が入っていても文句言わないでしょ」というようになったのはいいのか悪いのか?
で、肉を摂ることとガンの関係は??
配偶者はこれでいいのか、と思いながらも少しは疑っていそうである。
肉は悪くない!!
ガンになる理由は別にあるらしい事が分かってきました。