夏バテ防止と秋に向けてビタミンB群を摂る
天候不順の今年の夏もピークを過ぎた感じがあります。
夏バテしていませんか?
夏はいつもよりも代謝が活発になり、種々の代謝に使われるビタミンB群も大量に必要になり、消費されます。
人によって代謝に使われるビタミンB群の量はまちまちなのはご存じの通りです。(必要量は個体差があるということ)
このビタミンB群は体の中で糖の代謝に必要なのは何度か書いたけれど、体の中でも造り出されるタンパク質の合成にもビタミンB群が使われるので思っている以上にビタミンB群が必要です。
口から摂るタンパク質量よりも遙かに多いタンパク量の質が体内で合成されているのだそうだけれど、その合成に必要なビタミンB群が足りないと当然の事ながらそれがうまくいきません。
タンパク質合成に使われるだけでなく、酵素反応や補酵素の働きをするそうだけれど、まだこの部分については不勉強なので、そのうちに・・・
夏バテ をしてしまった人も何とか乗り切れそうな人も、これからの季節、秋や厳しい冬に備えてビタミンB群をしっかり摂りたいです。
特に今年の秋から冬にかけては新型インフルエンザの大流行は避けられないかもなので、しっかり摂って備えるのをお勧めします。
ビタミンB群の宝庫を食べる
ビタミンB群を多く含む食材はずばり肉や魚、貝類など動物性タンパク質に多く含まれます。
ビタミンB群が多く含まれることから、動物性の食材は「ビタミンB群の宝庫」といわれています。
もちろん豆類やナッツ類、野菜類、海草類などなどにもビタミンB群含まれます。
吸収率やほかの栄養素の面からも動物性のタンパク質を積極的に摂りたいけれど、その他の食材も当然動物性、植物性どちらかに傾くことなく、色々な食材からまんべんなく摂るようにしたいです。
食欲がないからと食べないのではなく、少しでもいいから口に運ぶ努力をする事で、落ちている消化能力もそれ以上落ちずにすみます。
どうしても食べられないときは出汁粉(鰹節・煮干し・昆布などを粉状にしたもの)をお湯に溶いて汁物にして飲んだり、おかずやごはんにまぶして食べるなどの工夫をしてみてください。
少しずつ気温も落ち着いてくる時期。
食べられそうなときは好きな献立で少しでも食べることが大事です。
地道な努力が心身の安定に繋がるし、病気を予防することにもなります。
ビタミンB群の宝庫である肉・魚・貝類などの動物性の食材はタンパク質も良質で吸収されやすいので、一挙両得!