タバコで血糖値を上げている、という事実・・
血糖値を上げる原因は色々あるのを繰り返し書いてきました。
砂糖、ブドウ糖、果物に含まれる果糖、牛乳などの乳製品に含まれる乳糖、炭水化物の中の米・麦などの糖質。
アルコール、コーヒー・紅茶・お茶・チョコレート・ココアのカフェイン、そしてタバコのニコチン類・・・
副腎などを刺激しアドレナリンを放出させて血糖値を上げているのは知っていのですが、タバコに関してはニコチンが血糖値を上げる原因の殆どだと思っていました。
けれど昨日書いたようにタバコの中には約9.5%の砂糖などの糖類が含まれている。製造過程でどの程度飛んで?しまってどの程度残っているのかは分からないけれど。
影響するのはどのくらいなのかも当然分からない。けれどタバコのニコチンだけが血糖値を上げる原因ではなさそう。
タバコ会社(アメリカの事例)が肺ガンとの関連を指摘され、タバコに含まれるニコチンやタールといった有害物質を低減化したけれど、肺ガンの罹患率は実際には減らなかった、というデーターがあるそうだ。
そこで肺ガンの原因として注目されたのは、砂糖などの糖類添加だった。
タバコはご存じの通り依存性がある。吸う頻度、ニコチン含有量が多ければ多いほどその傾向が多くなる。
砂糖などの甘いもの依存性、習慣性、中毒性はある。
甘いものを食べない、と自負している人でも一日に何本もタバコを吸っていたら、一体どのくらいの糖類を摂取する事になるのだろうか??
吸うたびに血糖値を上げている事にもなるとしたら、一体どれだけの頻度で上げているのだろう・・・などなど色々と考えてしまいました。
低血糖症の人もタバコの喫煙は例外ではなく、甘いものはなるべく食べたり飲んだりしないように努力出来るようになった、努力している、という人の中に「ただタバコが止められない」という人は非常に多いです。
体はタバコが血糖値を上げるのを知っているのですよね。