異常な眠気・食後の眠気・昼間の耐えられない眠気を避けるには
まずは規則正しい生活をしているかを考えてみる。
睡眠不足はもちろん、寝る時間帯、一日の生活のパターンも重要になってくる。
人間の体本来のリズムに逆らっていることが多ければ多いほど、体はだんだん順応出来なくなり心身に不調が出る。ごく当たり前の事を当たり前に出来るのと、出来ないのでは毎日の生活は自ずと変わってくる。
そして食生活。何度も何度も書いているけれど、これが一番大事。
人間は生きていくために食べている。生きていくために働いて糧を得ているのだから、もっと感心を持って欲しい・・・
体によくないからと肉を極端に避けていたり、時間がないからとインスタント食品や出来合いの総菜ですます・・・ダイエットとして食事を抜く・・・書けばもっとたくさんあるけれど、間違った食生活で栄養欠損となる・・・
眠気に関する様々の状態は、血糖値の変動と降下が影響する事があるけれど、食生活の乱れ、栄養欠損など、これらが血糖値を不安定にするのに深く関わっているし原因にもなっている事が増えています。
眠気に関する困ったトラブル、それをなるべく起こさないようにするにはやはり血糖値を安定させることが大切になってきます。
つまり血糖値を上げやすい食品をなるべく食べない、食事と食事の時間を空けすぎない、栄養バランスを考え、タンパク質を多めの食事にする、などが必要になってきます。
低血糖症の治療をされている方は医師や管理栄養士からの指導で糖質をあまり摂らないか、食べ過ぎている分の糖質を極力減らしその分タンパク質(できる限り動物性)を増やすように指導されていることでしょう。
糖質はその100%が血糖になってしまうのに対して、タンパク質は50%しか血糖変わらない。
しかも消化・吸収が早い糖質に比べタンパク質はゆっくり利用される。
インシュリンの影響を受けにくく血糖値が安定するのです。
さらに食材を調味料で味付けするのにも注意をしたいです。
せっかく血糖値を上げにくいタンパク質を摂ろうとしても味付けに砂糖たっぷりでは意味がないので。
思い切って砂糖は使わないか、使うにしても血糖値を上げにくいとされている種類の人工甘味料(羅漢果由来など)、未精製の砂糖を少量使う事が大切になってきます。
ざっとはしよって書いてしまったけれど、血糖値を安定させることが、異常な眠気・食後の眠気・昼間の耐えられない眠気を避ける第一歩となります。