血糖値を上げなければならないと体が知っている・・・
血糖値の仕組みは大体昨日書いたとおり。(素人バージョンだけれど)
血糖値は脳にも体にも重要なもの。下がってしまうと時には生命の危険が及ぶ・・・
そして色々な心身の不調にも関わっているのは、何度も書いています。タコができそう。
そんな重要な働きをするものだから、血糖値が下がらないように人間の体は非常にうまくできています。
血糖値を上げるための「ホルモン」は複数、体に備わっている。
即時的な血糖値の調節にかかわっているおもなホルモンとしては、インスリン 血糖値を上げるホルモンとしては、グルカゴン・成長ホルモン・副腎皮質ホルモン(アドレナリン・ノルアドレナリン)・副腎皮質ホルモン(コルチゾール)などです。
血糖値を上げるホルモンはたくさんあるのに、血糖値を下げるホルモンはインスリンしかないという点に注目してください。
これらのホルモンバランスがくずれると、血糖値が不安定になり、さまざまな症状が引き起こされてしまうのです。注・カラー文字強調は、ブログ筆者によるもの。太字強調は著者によるもの。
『なぜあなたは食べすぎてしまうのか 低血糖症という病』 矢崎智子著(クリニックハイジーア院長)より一部引用 本の詳しい紹介はこちら
このほか体が血糖値を安定させるために血糖値を調節するホルモンだけではなくさまざまな臓器が関係しています。
これらの重要な働きは、もちろん私達が意識していようといまいと関係なく、知らないところで緻密に適正に機能して生命維持をしている。
そして生命維持だけではなく、人間らしい感情や行動などにも深く関わっている・・・
この働きを崩壊させてしまう1つの原因が、低血糖症ともいえるのです。