ムンク展を観て・・幻覚、幻聴に悩まされたムンクの叫び

上野の森は人だらけ・・

穏やかな新春の二日目。

早々ネットで前売り券を購入していたのになかなかいかれず、しかもこれを逃すと終わってしまう~ということで 配偶者と一緒に上野の森までムンク展に。


噂には聞いていましたが入場するまでに30分待ち。

さすがの人気。外国の方も多かったです。


ムンクと言えばチケットやポスターの図柄にもある「叫び」が有名。


この「叫び」私が思っていた大きさの3分の1くらいでちよっと意外。

もっと大きいかと思っていました。

ムンク展 公式リーフレット

ムンクは幻聴・幻覚に悩まされていた・・

この叫びを観たとき、ムンクが幻聴・幻覚にしばしば悩まされていたことを思い出しました。

ムンクは相次ぐ身内の死による恐怖と不安とにつきまとわれていたといいます。
アルコール依存もあり、精神病院への入退院も繰り返していたとか・・

「叫び」は連作され(5点以上とか)それぞれにテンペラ画、パステル画、油彩などがあるといいます。今回そのうちの2点が公開でした。

中央の人物が耳をふさぎ叫んでいるようにも見えるのですが、ムンク自身が
『 自然を貫く果てしない叫びを聴いた。 』とあります。

《私は2人の友人と歩道を歩いていた。太陽は沈みかけていた。突然、空が血の赤色に変わった。私は立ち止まり、酷い疲れを感じて柵に寄り掛かった。それは炎の舌と血とが青黒いフィヨルドと町並みに被さるようであった。友人は歩き続けたが、私はそこに立ち尽くしたまま不安に震え、戦っていた。そして私は、自然を貫く果てしない叫びを聴いた。》引用元 ウィキペディアその他

私はこの絵とムンク自身のこの言葉から彼はかなりの幻聴に悩まされていたのではないか、と想像しています。

幻聴も幻覚も精神症状としてとらえられていますが、分子栄養学の観点から読み解くと、ビタミンB群の欠乏がかなりあったのではないかと推測されます。

ビタミンB群のうち、ナイアシン(ビタミンB3)が欠乏すると幻聴・幻覚に悩まされることが分かっています。


脳内で誰かがしゃべっている、誰かが叫んでいる、誰かが自分の事を噂している、 夢なのか現実なのかの区別がつかない、誰かが部屋にいる、気配を感じる、 等々実際に幻聴・幻覚に悩まされている方からのヒヤリングです。

ムンクはアルコール依存症でもあったことからビタミンB群、とりわけナイアシン欠乏であったことは確実でしょう。

なぜならアルコールの分解に大量のビタミンB群、そしてB群の中のナイアシンが必要だから・・・


ムンクの絵を観ながらそんなことを思った私です


【ビタミンB群が多く含まれる食材】★たくさんあるのでもっと知りたい方は検索してくださいね。いっぱい出てきます。
豚肉など各種肉類・レバー類・魚類・貝類・緑黄色野菜など

【ナイアシンを多く含む食材】
レバー類・たらこ・めざし・いわし・ウナギ・海苔・落花生など


※ビタミンBは各種(B1からB12)、複合体(コンプレックス)で摂ることでうまく作用します。単体で摂ってもあまり意味がありません。