免疫が下がる
免疫力を上げることが感染症予防の一番基本だといいます。防御がある程度しっかりできていれば、多少のウィルスや細菌などから自分の身を守ることができる。
逆をいえば免疫力が下がってしまうと、普段は何でもなくかからないものにも簡単にかかってしまう、ということ。
免疫力が下がる主な原因は偏った食事(栄養欠損を始め、タンパク質不足)・睡眠の乱れ(不足・過分など)・運動不足またはやり過ぎ・ストレス・加齢・環境変化などが関係。
中でもタンパク質不足を含む栄養不足・欠損、ストレスがかなり影響します。タンパク質が不足していると、免疫に大切な白血球が作り出せない(材料不足で作り出すことが出来ない)。
またストレスは免疫力低下にかなりの影響があるが、タンパク質不足はストレスにも影響します。
強いストレスが頻繁だったり、強くはないがストレスがずっと続いたりすると、栄養の消耗も大きい。結果的に悪循環になりやすく免疫力が低下し、感染症などの病気に罹りやすくなってしまいます。
ストレスは自律神経の交感神経を刺激し、乱すと共に免疫力を低下させる事が分かっています。
だからストレスが多いとき、続いているときは普段よりしっかり食べなければならないのです。もちろんバランスよくタンパク質多めは基本。
お腹の状態と相談だけれど意識して薬だと思って、例えばいつもより卵を1個多めに食べる、タンパク質を頻繁に摂るなどが必要。
ストレスがかかっている人ほど、時にストレスを自分で自覚出来にくい事がありがちだと言うことが、結構あるらしくこれが怖いと医師はいいます。
血液検査などでストレスがかかっているデーターが出ていて、医師が患者に尋ねても本人ケロッとして「そんなにストレスはありません」とか「ストレスは感じていません」というらしいけれどそういう人ほど、実はストレスが強かったりして免疫力が低下しているのだといいます。
人間の体はある程度慣れてしまうし、順応性がある。しかも「このくらい頑張ろう」などと思って頑張っている間は、ストレスが相当かかっていても感じにくいのだとか。
ところが長期に渡ってストレスがかかると、だんだんに体の調子が崩れたり、今までかかったことのない感染症にある日ポコッと?かかったりしてしまう・・・
自分が気づかないうちに序々に序々に免疫力が低下しているのです。