『甘い!! と思った時点でインシュリンは分泌される・・・2-3 』10月12日
甘い物を制限する
甘いものを制限する・・私はかつて考えたこともありませんでした。
「甘いものが大好き」とか「甘いものに目がない」とかいうのではないけれど、甘いものはしっかり食べていたし、その量が結構多いという自覚さえありませんでした。
それを少し控えだしたのが、今から4年前。
私はほぼ全身に及んでいた、アトピー性皮膚炎(と、いわれていたけれど実は栄養欠損から来ていた事が序々に判明)の改善の為に、私も60項目の血液検査をして調べてもらいました。
もちろん、タンパク質不足、ビタミンB群不足、亜鉛、ビタミンC、鉄不足(貧血)、ビタミンA不足などなどをしっかり指摘されました。
アトピーはあってもそれ以外は健康に自信があったのですが、今考えると無知・無謀e.t.c.・・・
当時は中性脂肪が100を軽く超えていました。
私の場合、これは何を意味するかというと、運動不足と共に、糖質の摂りすぎを意味しています。(とはいっても、タンパク質不足などのデーターなどがあってこその診断なので、ただ単に中性脂肪が高いだけで判断してはいけません・・)
その時の栄養療法のカウンセラーの話は、
「甘いものとか炭水化物(糖質)をどれだけ摂っていますか?これらが多いと中性脂肪は上がります。それと、あなたの場合はタンパク質が足りないのでしっかり摂って下さい。」
そう、これを聞いた時はちんぷんかんぷんだったけれど、中性脂肪が低い場合も私のように炭水化物の摂りすぎで中性脂肪が高い場合でもタンパク質不足ということなのです。
まさかこんなこととは。
その頃の私は、朝は白いパンにジャムか蜂蜜、ハムかチーズ2切れがつけば上等。
紅茶にはスプーン2杯近い砂糖。
これを多いときは2,3杯飲んでいたから、砂糖はこの時点でスプーン6杯位。
タンパク質の少ないこの食事だから、すぐお腹が空いてしまいます。
家事がほぼ片づく10時頃を楽しみに待って、コーヒーにお菓子・・・。
スナック菓子はもちろん、日替わりでチョコも食べたし。
おせんべいもクッキーも・・・。
コーヒーにはやっぱり1.5杯は砂糖を入れていました。
そして口が寂しいからと、飴を常備しておいて一日に何度もなめていて、完全に甘いもの依存症。
さらに午後3時。「3時のおやつ」が欠かせない・・・・
食事は白米は当然食べ、タンパク質は少し・・・
これでは中性脂肪は高く、タンパク質不足は当然。
貧血も体調不良も肌トラブルも何でもあり・・・・。
カウンセラーは
「なるべく炭水化物(糖質)、砂糖を減らして下さい。」
そこで私は何と言ったか???
「私、そんなに甘い物食べていません。」
今考えると自分の事ながらぞっとします・・・・。
甘いもの好きの人は自分が甘いものをたくさん食べている、という自覚がない典型でした。
そして「減らす」という本当の意味もピント来なかったし、自覚のない「甘いもの依存症」減らすのがとっても大変だったことはいうまでもありません。