氷がやたらと食べたい・・・貧血を考える13-

暑くなくても氷を食べたい

OLYMPUS DIGITAL CAMERA ゆり

この暑い時期、ついつい冷たい物を食べてはいないでしょうか?
去年も書いたけれど、冷たい物は内臓を冷やし、体の調子を崩す原因になるのです。

特に精神疾患がある人、血糖の調節が上手くいかない人は注意が必要。

アイスクリーム・アイスバー・かき氷などなど冷たいものよくないけれど、これらは大概驚くほどの砂糖とブドウ糖が入っているし、食べたそばから口の粘膜から糖分が吸収されてしまうので血糖値を急激に上げてしまう。

ちょっと横道にそれてしまったけれど・・・

暑い時期だけでなくほぼ一年中氷を食べてはいないでしょうか?

氷以外にも普段食べないような変なものが食べたくなったり実際食べてしまったり・・・

「異食症」と言われ、貧血が深く関わっている事が多い。

しょっちゅう食べてる、気が付けば食べている・・・

がりがり噛んだり、ずっとなめていたり色々らしい。

ある方は栄養療法を始める前、一日何回か氷を食べていたそう。

聞けば「何となく食べたい」とか「食べないと落ち着かない」と言っていました。

これが極度の貧血から来るものだと分かったのは、60項目の詳しい血液検査をしてからでした。

ヘモグロビン(Hb)11.4g/dl・フェリチン5.7ng/ml。

この数値、一般病院の診断基準でヘモグロビンだけ診ても「貧血」として扱われます。栄養療法ではかなり重症の貧血と診ます。

データーを見たとき「ひぇーー」となりました。

もちろん氷を食べる以外にも貧血が引き起こすあらゆる症状が出ていましたがご本人は貧血とこれらの症状は結びついていませんでした。

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てすとてすと

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