思春期の体調不良
ある女子高校生の話。
小学校の低学年まで学校を始め欠席したことがなく、元気いっぱいで活発。
なんにでも興味を持っていて勉強も大好き。
食事も好き嫌いなくよく食べて・・
ところが年齢が上がってくるに従って次第に体調が悪くなり学校も休みがち。
一週間のうち登校出来たのは2日、なんて時も。
高校生になったら一週間のうち殆ど行かれなくなりました。
寝ている時間が長く、食事も摂らないことも・・
自室にこもったまま大好きな外出もしなくなり・・
実はこれらここまでのことはなくても、
成長期に大なり小なりありがちな状態。
登校出来ない、体調が悪い、だけでなく性格も行動も変わっていきます。
黒い洋服を好み、帽子を深く被り人と目を合わせない・・
そもそも外に出ない・・
声を出して笑うこともなくなり、無表情。
全くの別人になることすらあるのです。
朝起きられない、勉強に限らず何にも興味が持てない・・
元気になると洋服の色まで変わる・・
黒一色。頭の上の帽子から靴下に至るまで黒かった洋服は体調がよくなるにつれて少しずつ色が増えて行きました。
栄養療法に出会われてお食事を改善して、不足する分は医療用のサプリメントで根気よく補って行き、少しずつ少しずつ元気になって行きました。
ふと気がついたら帽子なしで外出出来た!
とかつての自分の姿を思い出したご本人。
長いトンネルから出た瞬間でした。
ここまでの体調不良だと性格も変わってしまいます。
好みの音楽も食べるものも変わってきます。
このお子さんは成長期から少しずつあった栄養欠損に加え、(親御さんも気がついていなかった)初潮が始まった頃から貧血が悪化して、さらに体調のコントロールをしてるいると言っても過言ではない副腎が疲弊してしまう「副腎疲労」になっていました。
成長期に備えた栄養対策を
子育て中のお母さま達の不安をあおるような書き方で恐縮ですが、極端な話、こういうこともあり得ますよ、と言うのを知っておくのとおかないのとではお食事や栄養、子どもの体への理解が違ってくると思うのです。
この該当の高校生のお子さんもご自身はもちろん親御さんも
「まさかこんなことになるとは」
と長い間苦悩されていました。
成長期の栄養、侮ってはいけないのです。
成長に適切な栄養をカラダに入れてあげること。
これとても大事です。
ただ食べるだけ、のお食事よりよりよく食べるお食事でカラダも心も文字通りすくすく育って行きます。
身長が伸びない、ニキビが増えた、なんとなく元気が出ない・・
そんな小さなトラブルももしかしたら今のカラダの状態にお食事がフィットしていないのかも・・
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