あの本、みんなに貸してるの~2-4 コーヒータイムを友人と 

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借りた本、みんなに回しているの~

ウンチクを語るのが趣味化している私・・・?

8月にこの友人に会ったときに、「是非読んでみて」と溝口先生のお書きになった『「うつ」は食べ物が原因だった』の本を貸し出しました。
このブログでも何度か書いているけれど、この本はうつ病だけに関わらず、体に大切な栄養の事が書いてあるからです。

今回彼女に出会った時開口一番「ごめんねー。あの本みんなに読んでもらうために今、友人間を回っているの~。もう少し貸してね」

と、言っていた。お貸したご本人に留まらず、この本の内容は大事だからと、身近な友人に貸して下さっている。嬉しい限り!!

もう何人かが読んで栄養の大切さ、食事の大事さ、健康のありがたさを再認識したようでますます嬉しい。

けれど彼女曰く「具合が悪くて、この家族こそ栄養のこともう少し考えて欲しい、食事をしっかりして欲しいと言う人に限って、無関心で食事を大切に思っていないのよねぇ・・・」とがっかりしていた。

昨日のうつ病のAさんとその家族もそうだと言う。

何回かご紹介しているけれど、もう一度。友人間を回覧している本。

うつの原因はやっぱりうちの食事だわ・・・

うつ病のAさんの奥さんにまずは読んでもらおうと私の友人は上記で再びご紹介した本を貸したそうだです。

そうしたら「やっぱりうちの食事が原因だわ・・・だけど食べないのよね・・」と言ったそうです。

どうしてそれまでそれなりに食べていた人が、ジュースやコーヒー・カフェイン漬けになってしまったのかは、分からないですが・・

たぶん栄養欠損と共に血糖調節異常(低血糖症)である可能性も大きいのかも。けれどこのままいったら確実にもっと膵臓をおかしくしてしまう。心身共に状態は悪化する可能性は大きいかも。

Aさんは職場にこそ復帰しているが、集中力はなくいつもそわそわしている事からフルタイムでは働いていないらしい。

職場では自宅にいるほどジュースやコーヒーをがぶ飲みしていないのも影響しているだろうけれど、余計にイライラして簡単な仕事にも手こずっているらしい。

まず少しずつでもジュースなどを減らして、それらを飲みたくなったら菓子パンやスナック菓子を避けて、チーズやナッツ、ゆで卵、おつまみ用などの小魚などをつまむ。急には糖分は減らせないから、その分リンゴなどの比較的果糖の少ない果物を少し食べることもいいかも知れない。できることから始めてはどうか?と提案しました。

お菓子は砂糖味のしない固いおせんべいでもいい、と。
でもこれらはあくまでも摂りすぎている糖分を他の物に置き換える苦肉の手段。

足りないエネルギーをまず食事から摂る前段階として少しずつするための手段でしかないのです。

いずれは専門医に診てもらった方がいいけれど、それまで家庭で出来ることから始めるためです。

血糖調節異常(低血糖症)の人の治療はもしかしたらもっと厳しい制限を主治医からされている方もいらっしゃるでしょう。
その方々は是非主治医の指導に従ってここに書いてあることは症状が悪化するので自己流で実行しないで欲しいです。

食事も一口大の肉や魚から食べるのを再開するようにお伝えました。

さらにタンパク質を摂っていないと、胃の内膜も衰えているし、胃液や胃酸の分泌もままならないから消化がよくない。(これら全て口から摂ったタンパク質がないと出来ないことなのです)

見ただけで吐き気がする、というAさんの言葉がまさに彼の胃(腸も)の状態を現しています。

食べたところでうまく消化出来ないから、気持ち悪くなったり、実際吐いてしまったりする・・

またはお腹が張って苦しくなったり、便秘になったり、逆に下痢をしたりと人によって現れ方は色々だけれど、ここまで来ていると消化もだけれどせっかく食べたものからの栄養の吸収も非常に悪くなっています。

本当はこういうときこそ治療用のプロティンパウダーやサプリメントで少し補いながらきちんとした食事が摂れるようになって行けばいいのだけれど、栄養療法をやっている病院も遠方だし、保険の利かないサプリメントは収入の減っているAさんの家では負担が重すぎる・・

友人は早速帰宅したらAさんの奥さんに伝える、と言っていました。
少しずつでも食べられるようになるといいです。