正常な働きをしている皮膚ならば、皮膚の表面には常に潤いがあって適度な湿り気を季節ごとに分泌される皮脂の量・水分量で調節しているという。
皮膚から体の内部に入る様々な細菌やほこり、その他有害なもの(アレルギーの元になるアレルゲンも含む)などをブロックする機能もちゃんと働いている。
「常在菌」と言って皮膚の表面には常に防御にも必要な菌が存在する。
あまり清潔なのを追求しすぎると、この大切な常在菌が失われ、肌のトラブルが出やすくなってしまうという。
つまりこの常在菌のお陰で健康な肌の状態を保っていられる理由の1つ。
「菌」と聞くと”悪者”にしてしまい、排除したくなってしまうけれど、そうとばかり言えない大切な役割をしているものもあるというのを知り勉強になった。
正常な肌は水分の喪失を防いでいるだけではなく体内の大切な電解質の喪失をも防いでいるのだそうなので、乾燥肌で肌のバリアが壊れているとなかなか深刻・・・・
肌は体全体を覆っている身体最大の臓器であることを忘れてはならない。
だから乾燥肌は色々な意味で深刻なのだ。
皮膚とは
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- 外界と体の中を分けている大きな膜
- 体全体を保護する保護臓器
- 保護臓器に留まらず、皮膚全体が多くの機能をする
- 免疫最前線
明日は乾燥肌について