炭水化物中毒センター
私は炭水化物中毒と聞いても、ただ単に炭水化物(糖質)が大好きだけなのだろうと思っていました。
今回この事を色々調べていたら、炭水化物の中毒状態で深刻な人もいるということが分かってきました。
炭水化物を我慢していると・・・
-
- 常にパンや麺類、ご飯などのことが頭から離れない
- 食べたいという衝動が抑えられず、食べ出すと沢山食べてしまう
- 食べてそんなに時間が経たないうちに、空腹感と共にまた食べたいと言う気持ちが起こってくる
- 時間帯に関係なく夜中でも食べたくなる
- 食べないとイライラして集中力がなくなる
などなど。これらを見ただけでも立派な中毒といえるでしょう。
炭水化物=糖質は食べやすく噛むのにもそんなに時間も力もかからない。
噛んでるそばから口などの粘膜から糖類の吸収が始まっているから、血糖値はすぐさま上昇を始める。
(これは健康な人であろうと、糖尿病や血糖調節異常(低血糖症)の人であろうと変わらない)
血糖値も上がるし満腹中枢も働きすぐにお腹が一杯になる。
けれど体にとって大切なタンパク質をはじめとする栄養が圧倒的に足りないから、頭は満足しない。
炭水化物=糖質は食べやすく消化も早いのであっという間に血中のブドウ糖も消費されてしまう。
つまり炭水化物=糖質が多い食事とかそれだけの食事は栄養が足りていないからますます食べたいという気持ちになってしまう。
下記は炭水化物=糖質を摂ることによってひどくは中毒にまで至ってしまうとどうなるかが書いてあります。
“糖質”は脳内の“食欲・睡眠・心の安定”を調節する“ホルモン様”物質の低下を招くばかりでなく、習慣性を生じ“野菜や果物・ごはん・麺類”や“チョコレート・クッキー“などのジャンクフードが止められなくなり、この状態が進むと遂には”麻薬・覚醒剤“に手を出す様になります。
中毒センターの紹介の一部より引用 全文はこちら→http://www.suko-clinic.jp/clinic.html#c7
>遂には”麻薬・覚醒剤“に手を出す様になります。
意外に思われる方も多いかも知れないですが、ちょっとびっくり。
麻薬・覚醒剤・アルコールなどの中毒患者に実はひどい栄養欠損やそこから来る血糖調節異常(低血糖症)が非常に多いというのが分かっています。
これらの事はどうも一般の医療機関をはじめ医師達の認識度はかなり低いらしい・・
炭水化物=糖質の中毒になってしまうと、もはや炭水化物だけでは物足りなくなってしまう人もいて、食べれば食べるほど血糖値の調整がききにくくなり、血糖値が不安定になりやすい。
上がる症状(糖尿病など)もあるけれど過剰なインシュリンが分泌されるせいで血糖値が下がってしまう、または下がりすぎてしまうというどちらにしても生命維持には危機が及ぶ状態になってしまう。(血糖調節異常(低血糖症))
もはや炭水化物=糖質を食べるだけでは追いつかなくなると、血糖値を上げる事を自分が気づかない無意識のうちにやってしまうようになります。
その結果の一つがカフェイン・アルコール・薬物などの過剰摂取。
これらは炭水化物=糖質よりも血糖値を上げるためのものでアドレナリンなどのホルモンを出すために摂りたくなってしまう、といわれているものです。
炭水化物中毒センターはこのような病態改善もある、これを制限することで健康的に体重も落とせるというメリットもある。
炭水化物中毒だと感じていらっしゃる方、是非炭水化物中毒センターがある崇高(すこう)クリニックにご相談を。
崇高(すこう)クリニック