ダイエットばかりを考えないで5-脳に食わせるダイエット
アエラに載ったダイエットに関する記事タイトル。
何度もこのブログでも書いているように、カロリーを抑えることのみに執着していても、食べる内容を考えないと痩せないし、かえって栄養や代謝のバランスが崩れて体調を崩すだけではなく、体重が元に戻ってしまうリバウンドを繰り返してしまう練習をしているようになってしまう。
ダイエットも科学。
痩せる=体脂肪を減らして筋肉を増やす→代謝を上げて太りにくくする→リバウンドしにくい体を作る
筋肉を作るのはタンパク質なので、ダイエットにタンパク質は欠かせない。ダイエットする前よりタンパク質を摂らなければならないほど。
それなのにタンパク質を控えていたら、脂肪をため込むばかりではなく、代謝も乱れ一番大切な脳に栄養が行かなくなり、精神的にもおかしくなってくる。(勿論タンパク質だけではないけれど)
アエラに載ったライター福光恵氏も書いています。
「憂鬱はすぐにやってきた。」「めちゃくちゃな食事を数日やってるだけなのに、私なんてすてでにうつの症状とそっくり。」
なぜ脳に食わせるのか?
脳はかなりのエネルギーを使うから。
脳は何よりも優先して栄養を取り込み脳に必要な物質は脳内で造り出す。
けれどその脳に必要な物質を造り出すにしても、その材料がないと造り出せない。
優先して栄養を取り込み使っている脳がこの状態なら、体は悲鳴を上げている。
生きていく上で必要な栄養を体は常に欲しているから。
それなのに「痩せたいから」「ダイエットしているから」と理にかなっていないやり方で取り組むのは危険。
ダイエットに失敗して困るのは脳
ダイエットの失敗で一番困るのは脳の機能がうまくいかず、精神疾患が出てしまったり、脳の機能低下によって体全体の諸々が狂ってしまうこと。
そこまで考えてダイエットをして欲しいのです。
ただ食べないだけ、カロリーを減らすだけ、運動するだけでは体と脳を積極的にぶち壊しているようなもの。
じゃあ、痩せなくていいのか?ダイエットをするなというワケ??
ダイエットが必要な人もいるでしょう。もう少し痩せたいという人も・・・
ダイエットをするならタンパク
質を中心の食事に野菜をたっぷり、お菓子、ジュース・お酒などを止める、白米・白いパン・白い麺類などの炭水化物(糖質)を止める、勿論砂糖類を使った甘いものも止める。
無理なダイエットをすると空腹になるばかりでなく、甘いものへの渇望がダイエット前よりも強くなる。摂取カロリーに余裕があるからと、甘いものを食べていると脳にもダメージが出てくる。
一番やってはいけない方法。
そして食後に軽い運動をする。ダイエット中だからと激しい運動をすると筋肉が壊れる。壊れた筋肉の修復をきちんとやらないと体に負担がかかってしまう。(タンパク質の適度な補給で筋肉の補修)
ダイエットをやって痩せたけれど、肌や髪の毛はガサガサ・パサパサ、体のあちこちが痛い、だるいのが続く、吹き出物も出るようになった、眠れない、何となく憂鬱、精神的に不安定・・・では何のためのダイエットだか分からなくなる。
脳も体もちゃんと機能させ、健康的に体重を落とすこと。
一ヶ月に体重を落とす目安は科学的に理にかなって実行して、せいぜい3-4キロが限界ということ。
これ以上の減量は脳にも体にも実は危険だということを頭に入れて欲しいのです。